8月1日、新潟車両センター所属の115系L99編成が廃車のため長野へ回送されました。
ご存知の方も多いかと思いますが、この編成は中央線を中心に長らく活躍してきたC3編成から中間2両を抜いたもので、長野にはなじみの強い編成でした。
2015年3月13日、北陸新幹線金沢延伸開業を翌日に控えたこの日、長野発直江津行き最終列車にC3編成が充当され、JR信越本線の山線区間の最後を飾りました。直江津についた同編成の動向が気になりましたが、なんとそのまま新潟転属。事業用車として大宮入出場車の伴走で活躍しました。
長野へは1ユニットの抜き取り・N9編成転属伴走・四季島運行に伴う試運転で里帰りを果たしましたが、今回の回送が最後になってしまいました。
前置きが長くなってしまいましたが、本題へ。
明科にて。
日中の撮影は仕事のため叶わず。
今回は停車時間のある明科駅で。
篠ノ井線にたたずむ115系・長野色。
4両編成ですが全く違和感なく、115系全盛期の光景を思い起こされる感覚でした。
383系と並び。
これは長野駅でS15編成で再現できそうですね。
運転台には・・・。
花束が置かれていました。
こういうのを見ると、否が応でも最後を感じてしまいます。
駅名標と。
こうしてみると営業列車にしか見えませんね。
最後はバックショット。
光の線になっている貨物列車を見送り、長野へ向けて出ていきました。JR車として最後の長野色を纏った編成でもあったL99編成。
最後の最後ですがまた長野に戻ってきてくれて、本当に良かったです。
なんというか、やっぱり昔からの思い入れが強くて・・・。115系、好きですわ。